Netflixで視聴。
父親の仕事の都合で、都会から田舎へ引っ越してきた少年。寄せ集めのバドミントン部を廃部の危機から救うために、コーチである父親と共に大奮闘・・・という話。
すっごく良かった!というわけではなかったですが、最初から最後までじんわり癒やされるドラマでした。
バドミントン部の子どもたちは、それぞれにいろんな壁や感情を抱えながらも、大好きなバドミントンを続けたい!もっとうまくなりたい!もっと強くなりたい!という気持ちを大切に頑張っていて、青春スポーツドラマらしい爽やかでワクワクするドラマでした。(スポ根モノではありません。)それに何よりみんな男の子も女の子も可愛いの❤
15、16才の中学生役なのに、どの俳優さんも上手に演じていました。
主役のユン・ヘガン役、タン・ジュンサンは、「愛の不時着」「ムーブトゥヘブン」でも存在感を見せつけましたが、このドラマでもまた違った顔を見せてくれて、ちょっとツンデレで勝ち気な俺様役がピッタリでした。口癖の「俺はユン・ヘガンだ!」が大好きでした。
バドミントン部もヘガンを迎えてから以前より強くなり、チームワークも友情も(ちょっと初恋も)少しずつ変化して深まっていく過程が、見ていて嬉しくなります。
そして、バドミントンの練習や試合のシーンも結構出てきて、軽快なフットワークとラケットさばきを見せてくれました。経験者なのか、相当練習したのかな?
周りの大人(コーチ、監督、村の人たち)も、子どもたちへの対応がおおらかで温かかったです。
伸び伸びと育ち、おまけに勝ち気で負けん気が強いヘガンが、バドミントン部の生徒と衝突し喧嘩になるのですが、監督さんだっけ?「子どもの喧嘩は子どもたちで解決させろ」と干渉しない姿勢にまず感動。子どもたちを信頼しているのでしょうが、韓国ドラマでもあまり見ないシーンのような・・・。
村もヘガン一家を迎えて、都会から引っ越してきた夫婦を迎えて、新しい人たちがきっかけで、以前より活気のある村に変わっていくんだなぁとちょっと感慨深いです。
あのおばあさんも、孫になかなか会えなくて寂しい思いをしていたところに、ヘガンたちがやってくるようになり、少しずつ変わってきたような気がするし、都会から来た夫婦とも良い関係になります。そうなるにはやはりお互いにGive & Takeで力を合わせて・・・ということでしょうか。うまくやっていくための知恵?のようなメッセージを感じました。