難病の娘の手術費を捻出するため、元妻ヘウン(キム・シンロク)から身代金目的の誘拐を提案されたキム・ミョンジュン(ユン・ゲサン)。しかしその誘拐は思わぬ展開へ。そして思いがけない事件に巻き込まれることに。
最後まで犯人が誰なのか探りながら、一方で誘拐犯のミョンジュンとターゲットの少女ロヒ(ユナ)の関係に笑いあり涙ありで癒やされながら楽しめた。
ミステリーなんだけど誘拐犯と少女のシーンが素晴らしく良かった。ロヒは作られた天才少女なのだが、父親と話した時間よりたった数日の誘拐犯のミョンジュンと話した時間の方が多いという言葉からも愛情深く育てられた娘ではなく、ミョンジュンの不器用だが人間味あふれる温かい人柄に、少しずつ変わっていくところが好きだ。ミョンジュンもロヒに命令されたりバカにされたりされながらも、ロヒを守ることはブレない。最後、ロヒを守るかソウンを守るか苦渋の選択を迫られるが・・・。
ロヒ役のユナちゃんはとても可愛かったし、ユン・ゲサンが素晴らしかった。今まで見たことはあるけど印象に残らなかったが、この役(全然かっこよくないし、ちょっと抜けてるおじさん)を演じることができるって良い俳優さんだと思った。(「カーテンコール」のクォン・サンウと比べてしまった)
あと、イメージ的に悪役の多いパク・ソンフンが刑事役で出ているのも見どころの一つだ。