本と韓ドラのメモ

読んだ本、視聴したドラマの記録。

韓国ドラマ マンションのお仕事

元ヤクザがマンションの修繕積立金を手に入れようと会長になることを計画。疑似家族まで作ってようやく当選したもののいざ銀行へ行くと積立金は何者かによって引き出されたあとだった。そこからお金の行方を探り不正を暴くことに・・・。

 

主演のチソンが爽やかすぎてヤクザには見えないと思いながら見始めたが、最後まで楽しめる痛快なドラマだった。

積立金を盗もうとした元ヤクザパク・ヘガン(チソン)が、意図せず不正を暴こうと活躍して英雄?となり、最後はハリとマンションのお金を守る法律事務所を開くまでに。

178億ウォンをかっさらって逃げてもそれはそれで痛快だったかもしれないが、人と関わり合う中でヘガンも変わっていったということかな。正義感と男気の人だった。

 

このドラマ、キャストが素晴らしく主演のチソンはもちろん周りもしっかりこのドラマを引き立てたと思う。

イ・チュンウォンを演じたパク・ウンビョンの言動が狂気じみていて怖いくらいぴったり。マンションの事なら何でも知っているチャン・スクジン。こういう人も必要なんだと思いながら見たが、演じたムン・ソリのおばちゃんぽいところ(「おつかれさま」とは違う)が良かった。ヘガンの仲間はほっこりさせてくれたし、ギョンブクが可愛かった。

そして特に印象に残るのはカン・ハリ役のハ・ユンギョン。しっかり者で的確なアドバイスをしたりヘガンまで引っ張っていく逞しさや強さがあってとても良い役だと思った。チソンともピッタリで何より演技が上手かった。

最後ヘガンと法律事務所を構えるまで描かれていたが、信頼の置ける仕事仲間として、もちろん恋人?家族?としても続いているだろう。その辺がはっきり描かれていないところも良かったと思う。

 

韓国ドラマ こんなに親密な裏切り者

こんなに親密な裏切り者(KNTV)

 

ハン・ソッキュとハン・イェリが出てるので見始めたドラマだったが、最初から最後まで息が詰まりそうな展開で、見終わってホッとしている。最後の最後まで真犯人は誰なのかわからないミステリーと同時に父と娘の物語だった。

 

タイトルからしても娘のハビンが関与しているのではという疑惑を持たせるには十分だった上に、ドラマの序盤からやはり娘のハビンなのか?と思わせる流れ・・・。だがそんな簡単ではないはずで、いろんな人が出てきては疑って・・・混乱させられる。

 

自分の娘が殺人事件事件に関わっているかもしれないと、娘への信頼と疑惑の間で葛藤するプロファイラーのチャン・テス(ハン・ソッキュ)。父親として愛する娘を信じる一方でプロファイラーとして娘を見ていて・・・。そんなチャン・テスをハン・ソッキュが演じていてさすが!という言葉しかなかった。

 

そんな父親の気持ちを見透かすように、ハビンは更に混同させるような言動をとるのだが、実は自分が真犯人を捜し出して疑いを晴らし復讐しようとしていたのだ。(父親を利用してまで)

演じているのはチェ・ウォンビン。彼女が強烈だった!父親に対して複雑な感情を抱く頭脳明晰ミステリーな高校生役だったが、その表情とか演技に終始目が釘付けだった。

 

ハビンとテスの間には深い溝があった。

それは弟の事故でハビンが5歳から疑われ続けていたことに始まるのだが、ようやく最後にハビンが疑惑を否定することができて、そしてお互いにそれぞれの思いを知ることができて良かった。ホントようやくだよ。なぜもっと早くに・・・と思わずにはいられなかった。

 

娘に対して不器用すぎる父親であり、職場でもぶっきらぼうでちょっと勝手な人・・・人との距離感とか関わり方がオチーム長と正反対で、最後の「俺なら子供を優先する」というチーム長の言葉はテスにどんな風に響いたのだろう?

犯罪行動分析チームの二人のやりとりも印象深い。何も先入観も持たないで、フィルターもかけないでありのままを見るって難しい。

 

終始暗かった家の中が、最後はカーテンが開けられ花も飾られて明るい雰囲気で終わって良かった。

 

 韓国ドラマ シリウス

シリウス (KBSWold番組紹介)

 

パク・ヒョンシクが出演してるならと昨年12月に放送されていたのを録画しておいた4話のドラマ。

パク・ヒョンシクも出ているが、それ以上に嬉しかったのはメインのソ・ジュニョン。「大王世宗」「九尾狐伝」「秘密の扉」などで気になる俳優さんだったので、私としたら懐かしさいっぱいで視聴した。

 

パク・ヒョンシクもソ・ジュニョンも双子の1人二役を演じていて、特にソ・ジュニョンの演技はさすがだった。兄のウンチャンは優しく温かい人柄で弟のシヌはどこか淋しげで頑なな感じで、それを演じ分けるソ・ジュニョンにどっぷりハマってしまった。

2013年のドラマで音楽もドラマの雰囲気も懐かしい感じで、最近はこういうドラマもないなあと思ったりした。(私が知らないだけかもしれない)

 

 

見分けがつかないほどそっくりな双子の兄弟の兄ウンチャンは、学生時代イジメに遭っていた弟シヌを助けようとシヌの代わりにイジメの相手とケンカをして結局前科者となってしまう。ウンチャンのいない寂しさから麻薬に手を出した母親だったが、その母親も亡くなり・・・・・。月日は経ち刑事課長となったシヌは母親を奪った麻薬とその売人を捕まえようと躍起になっていた。しかしその売人に双子の存在を知られウンチャンが利用されることになる。

 

麻薬の売人コ・ソクミンを追う捜査と、そこに兄弟の愛憎劇を絡めたドラマ。

捜査の方ではコ・ソクミン(リュ・スンス)がホント悪人で緊迫感のある捜査劇だったが、私には兄弟のエピソードの方が強烈に残った。

自分を犠牲にしてもシヌを守ろうとするウンチャンとそんなウンチャンを信じることができず心を閉ざすシヌ。なぜここまで・・・と思う。

 

家庭の事情で寂しい思いをしてきたが家族思いの優しいシヌ。ウンチャンが服役中は母親を見守り、時にはウンチャンになりきって母親を慰めたりもした。しかし自分の思いを母親にぶつけたとたんの母親の死はあまりにも過酷だったに違いない。

複雑な感情や葛藤から頑なに心を閉ざし、捜査という仕事柄もあってか売人と結託しているのではないかとウンチャンを疑うシヌ。

いったいどうすればシヌは救われるのだろうか?ウンチャンの思いは伝わるのだろうか?そう思いながら見ていたが・・・

 

「俺の弟ト・シヌ」の文字を見つけるシーン。号泣ではなく静かに涙するシヌは胸に迫るものがあった。そしてやっと通じたと思ったと同時に、もう少し早くわかってあげていたら・・・という気持ちも。

 

ウンチャンはどうなったのか(モニターは動いていたから亡くなってはいない)わからないが、生きてさえいてくれればいいな。

 

施設に預けていたシヌが戻ってきても、どう関わったらよいのかわからなかった母親。自分の思いをぶつけるシヌに誤ってばかりの母親・・・。ウンチャンより麻薬、危篤のウンチャンから逃げるように捜査するシヌ・・。なんだか似てると思った。